大阪府介護生産性向上支援センターの開設について

大阪府では、介護現場における生産性向上や人材確保の取組みを推進することを目的とし、生産性向上や人材確保に関するワンストップ窓口として「大阪府介護生産性向上支援センター」を令和6年6月5日(水曜日)にオープンします。

高齢化の進展により介護サービスの需要が高まる一方で、生産年齢人口は減少し、介護サービスに従事する人材の不足は喫緊の課題となっており、介護を必要とする方が、適切なサービスを受け、安心して暮らすためには、介護人材の確保と、離職の防止に努めることが必要となっています。
個々の介護サービス事業所等が、それぞれ有する課題を把握し、業務の効率化や改善を行い、より良い職場環境を実現することにより、介護従事者のモチベーションの向上が図られ、ひいては介護サービスの質の向上につながっていく、介護現場における生産性の向上を進めることが重要であり、令和6年4月施行の改正介護保険法により、都道府県に対して、介護サービス事業所等の生産性の向上に資する取組みを促進していくことが努力義務化されました。
大阪府では、介護現場の革新、生産性向上に資する様々な支援・施策を横断的・総合的に一括で取り扱い、介護サービス事業者等からの介護ロボットやICT等のテクノロジーの導入及び人材確保に関する相談に関し、地域の福祉関係者など多様な関係者や、既存の各種事業とも連携しながら、ワンストップ型の支援を行う「大阪府介護生産性向上支援センター」を設置し、介護サービス事業者等が行う生産性向上等の取組みを促進します。

 

※大阪府のWebサイト

https://www.pref.osaka.lg.jp/o090100/koreishisetsu/kaigoseisansei.html